「パワーストーンってお数珠みたいでイヤなのよ」「どれもこれもオシャレじゃないよね」とか言われていたのはいつの頃だったか…。いまではもう誰も言わないか? いやいや、ちゃんと存在していますよ。そもそもそんな基準みたいなものは、あってないようなもの。オシャレとかに線引きできる人は、それこそ何処にいるのでしょうか。私はどの意見も気にしません、もし基準のようなものがあるとしたら「その人が必要としているもの、その人に似合っているもの」しかありません。それが最先端の奇抜なデザインでもコテコテの数珠タイプでも関係ありません。最近は石を見て「あの人が好きそう」とか「あの人だったら似合うだろうな」とかがイメージできてしまうので、それらを優先してしまうことも。この写真は、そんな思いからあっという間に出来上がったブレスです。これで金具なしのゴム仕様です。もちろん受け取ったご本人は満面の笑みで帰られました。私にとっては彼女のためのデザインなので似合うの当たり前、この見極めが出来ないならこの仕事に幕を引かなければ、なんて思います。これからはその先を見据えていきたいものです。